【業績でみる株価】テモナは安値圏モミ合いから上放れ、18年9月期1Q大幅増益で高進捗、3月31日基準日で株式2分割

 テモナ<3985>(東マ)は、サブスクリプションビジネスに特化したEC支援企業で、リピート通販システム「たまごリピート」を主力としている。18年9月期第1四半期は大幅増益だった。高進捗率で通期予想に上振れ余地がありそうだ。株価は3月31日を基準日とする株式2分割も好感して急伸した。安値圏モミ合いから上放れの展開だ。

■リピート通販システム「たまごリピート」が主力

 サブスクリプションビジネスに特化したEC支援企業である。リピート通販システム「たまごリピート」を主力としている。

 サブスクリプションビジネスとは、継続的な課金(購入)が発生する販売手法のことである。毎月一定額の料金を支払うことで、ネットショップのオススメ商品が定期的に届くため、商品を選ぶ手間が省けるなどのメリットがあるとして、近年人気を集めている。

 リピート通販システム「たまごリピート」は定期購入や頒布会に特化し、健康食品や化粧品業界を中心にASP型でサービスを提供し、システム利用料、手数料、流通額に応じた成果報酬などが収益源となる。17年9月期末のアカウント数は13%増の942件、流通総額は16%増の968億円だった。18年春には「たまごリピートNEXT」の発売を予定している。

■18年9月期1Q大幅増益で高進捗、通期予想に上振れ余地

 18年9月期の非連結業績予想は、売上高が17年9月期比10.1%増の12億03百万円、営業利益が2.5%増の2億71百万円、経常利益が11.7%増の2億90百万円、純利益が31.5%増の2億17百万円としている。先行投資負担などを吸収して増収増益予想である。

 アカウント数の増加や既存EC店舗の流通額の増加で、リピート通販システム「たまごリピート」のシステム利用料や流通額に応じた成果報酬などが順調に増加する見込みだ。先行投資負担で販管費が増加するが、直販体制への移行によって粗利益率7ポイント改善を見込んでいる。

 第1四半期は、売上高が前年同期比23.7%増の3億05百万円で、営業利益が2.2倍の1億15百万円、経常利益が2.3倍の1億15百万円、純利益が2.4倍の81百万円だった。

 通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高25.4%、営業利益42.4%、経常利益39.7%、純利益37.3%と高水準である。通期予想に上振れ余地がありそうだ。

■株価は安値圏モミ合いから上放れ、3月31日基準日で株式2分割

 なお18年3月31日を基準日(効力発生日18年4月1日)として1株を2株に分割する。

 株価第1四半期大幅増益と株式2分割を好感して2月9日の7390円まで急伸した。安値圏5500円~6000円近辺でのモミ合いから上放れた形だ。2月13日の終値は7100円、今期予想PERは約43倍、時価総額は約94億円である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線を突破した。そして13週移動平均線が上向きに転じて先高観を強めている。戻りを試す展開が期待される。(MM)

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