リプロセルが5日続伸、経産省11日開始の「J-Startup」企業に選定

株式市場 銘柄

■「世界で戦い、勝てるスタートアップ企業を生み出す」という国策に乗る期待

 リプロセル<4978>(JQS)は12日、出直りを続け、10時30分にかけて290円(6円高)まで上昇。日々小幅だが5日続伸基調となっている。5月下旬に第14回新株予約権(行使価額修正条項付)の発行を発表し、株式需給緩和の見通しから6月6日の取引時間中に一時268円まで下げたが、これによる資金調達額は約20億4700万円。11日付で、経済産業省の「J-Startup(J-スタートアップ)」プログラム企業に選定されたと発表し、注目されている。

 経済産業省は11日付で、「世界で戦い、勝てるスタートアップ企業を生み出し、革新的な技術やビジネスモデルで世界に新しい価値を提供することを目的としたプログラム、「J-Startup」をスタートします」(経済産業省のホームページより)と発表した。

 これによると、「J-Startup」プログラムでは、有識者が推薦した成長スタートアップ企業を「J-Startup企業」として選定し、大企業やベンチャーキャピタル、アクセラレーターなどの「J-Startup Supporters」とともに、海外展開も含め官民一丸となって集中的にサポートする。また、関係省庁とも連携し、プログラムを推進する。(HC)

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