スター精密が出直る、海外比率高く半年ぶりの円安など材料視

株式市場 銘柄

■業績予想の増額など受けた急伸に続く再騰相場のイメージも

 スター精密<7718>(東1)は18日、出直りを強めて始まり、取引開始後に4%高の1972円(76円高)まで上げて2取引日前(13日)につけた戻り高値2040円に迫っている。連結売上高に占める海外比率が80%を超え、円相場がNY市場から1ドル113円台に入り、ほぼ半年ぶりの円安水準に差しかかったことなどが注目されているようだ。

 円相場は、米FRB(連邦準備理事会)パウエル議長の上院での証言などを受けてNY円安再燃となった。スター精密は11日に業績見通しの増額修正と自己株式の取得(自社株買い)などを発表し、翌12日に239円高と急伸した。これに続く再騰相場をイメージして注目する様子がある。(HC)

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