ソマールは業績上振れ期待が再燃し再び出直りを強める

株式市場 銘柄

■大幅増益を好感した急伸のあと調整が浅く再騰相場の期待が

 ソマール<8152>(東2)は3日、再び出直りを強め、後場の取引開始後に一段と強含んで2892円(61円高)となっている。電子材料や製紙関連ケミカルズ製品、食品材料などを展開し、8月に第1四半期の大幅増益が注目されて3割高。その後の調整が浅いため、好業績を評価する動きが再燃したとの見方が出ている。

 第1四半期(2018年4~6月)の連結営業利益は前年同期比42%増加し3.3億円だった。3月通期の見通しは据え置き、前期比25%減の7.7億円としたが、単純にみると第1四半期で通期見通しの4割強を確保したため、業績の上振れなどを期待する注目が強まった。株価は18年1月に4500円の高値があり、この高値に向けた相場がをイメージする様子もあるようだ。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る