ヴィスコ・テクノロジーズは底値圏、19年3月期減益予想だが上振れ余地

株式市場 銘柄

 ヴィスコ・テクノロジーズ<6698>(東2)は画像検査処理装置のファブレスメーカーである。19年3月期減益予想だが上振れ余地があるだろう。株価は地合い悪も影響して上場来安値圏だが、17年12月高値から5分の1水準でほぼ底値圏だろう。反発を期待したい。

■画像検査処理装置のファブレスメーカー

 画像検査処理装置のファブレスメーカーで、コネクタ検査用など電子部品業界向けを主力としている。中期経営計画では21年3月期の売上高50億50百万円、経常利益7億70百万円、純利益5億30百万円、ROE17.8%を目指している。

■19年3月期減益予想だが上振れ余地

 19年3月期の連結業績予想は、売上高が18年3月期比4.3%増の34億50百万円、営業利益が22.6%減の3億60百万円、経常利益が21.0%減の3億30百万円、純利益が23.8%減の2億30百万円としている。

 第2四半期累計は、売上高が前年同期比9.7%増の17億73百万円、営業利益が7.9%増の2億72百万円、経常利益が8.9%増の2億51百万円、純利益が30.4%増の2億01百万円だった。国内では電子部品検査用途を中心に大型案件を獲得し、海外は中国や韓国向けを中心に伸長した。

 通期ベースでは、主力のコネクタ検査用が堅調に推移し、新規MEMS用途も立ち上がるが、18年3月期に大幅増加した電子部品用のスポット案件が一巡し、研究開発などの戦略的投資負担も影響して減益予想としている。ただし第2四半期累計の進捗率は売上高が51.4%、営業利益が75.8%と順調である。通期予想に上振れ余地があるだろう。

■株価は底値圏

 株価(18年4月1日で株式8分割、18年12月13日付でJASDAQから東証2部に市場変更)は、地合い悪も影響して12月25日に上場来安値1142円まで下押したが、その後は1300円近辺で推移して下げ渋る動きだ。17年12月の上場来高値5487円から5分の1水準でほぼ底値圏だろう。反発を期待したい。1月15日の終値は1353円、今期予想連結PERは約35倍、時価総額は約82億円である。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■オーダーメイド開発と人材リスキリングで業務変革を伴走支援  ベルシステム24ホールディングス<6…
  2. ■調査件数拡大と効率化で追徴税額1431億円  国税庁は12月、令和6事務年度における所得税および…
  3. ■企業の6.5%がクマ出没による業務影響と回答、宿泊業で4割に迫る  東京商工リサーチ(TSR)は…
2026年1月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

ピックアップ記事

  1. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  2. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…
  3. ■上場来高値更新の金先物、産金・再資源化・再販株に資金集結  当コラムでは昨年来、何度も金関連株を…
  4. ■地政学リスクの影が迫る市場、ヘッジ先は金関連株にあり  しばしばニュースで報じられる高齢ドライバ…
  5. ■金融政策転換が映す相場の地殻変動、投資視点は次の段階へ  長期にわたり株式市場を押し上げてきた金…
  6. ■為替が握る業績相場の行方、円安継続が選別相場を加速  株式市場が金融環境主導の相場から業績重視の…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る