昭栄薬品が後場一段と強含む、川下分野への拡大など注目し直される

株式市場 銘柄

■「オレオケミカル」などの化学品商社で今期は増収増益に転じる見通し

昭栄薬品<3537>(JQS)は5月31日の後場一段と強含み、13時には957円(34円高)まで上げて反発幅を広げている。主に植物系の天然油脂を原料とする「オレオケミカル」製品などを取り扱い、2019年3月期は世界的なパーム系油脂の市況が年後半から急激に下落したため減収減益になったが、今期・20年3月期は川下分野の拡大効果などが寄与し増収増益に転じる見通し。見直し買いが再燃してきたとの見方が出ている。

 市況下落の影響を受け、19年3月期の連結売上高は前期比0.4%減の201.1億円だったが、取り扱い数量は増加した。純利益は同13.2%減の2.7億円だったが、販管費は当初計画の範囲に収まった。

 界面活性剤の取り扱いでは大手の化学品商社で、販売先は700社以上と広範。中期的には香粧品分野など、川下への拡大を進める。今期・20年3月期の連結業績見通しは、売上高を208.7億円(19年3月期比3.8%の増加)とし、営業利益は2.8億円(同2.4%の増加)、純利益は2.7億円(同0.1%の増加)、1株利益は76円35銭の見込みとする。(HC)

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