アイ・ピー・エス(IPS)は底値圏、20年月期増収増益予想

株式市場 銘柄

 アイ・ピー・エス(IPS)<4390>(東マ)は、フィリピンにおけるケーブルテレビ事業者向け国際通信回線提供を主力としている。19年3月期は増収増益だった。そして20年3月期も増収増益予想である。収益拡大を期待したい。株価は決算発表を機に急落して安値を更新したが、ほぼ底値圏だろう。売り一巡して反発を期待したい。

■日本とフィリピンで通信サービスなどを展開

 18年6月東証マザーズに新規上場した。フィリピンのケーブルテレビ事業者向けに国際データ回線を提供する海外通信事業、フィリピンで法人向けにサービス提供するフィリピン国内通信事業、日本で通話サービスを提供する国内通信事業、在留フィリピン人中心に人材紹介・派遣を行う在留フィリピン人関連事業、レーシック施術などを行う医療・美容事業を展開している。

■20年3月期増収増益予想

 19年3月期の連結業績は、売上高が18年3月期比8.5%増の57億80百万円、営業利益が4.7%増の9億45百万円、経常利益が22.3%増の10億01百万円、純利益が22.4%増の5億88百万円だった。

 海外通信事業が一部案件の工事遅れや販売単価下落などで減収減益だったが、医療・美容事業のレーシック施術の好調、フィリピン国内通信事業の収益改善が全体を牽引した。

 20年3月期連結業績予想は売上高が19年3月期比21.1%増の70億円、営業利益が26.9%増の12億円、経常利益が18.8%増の11億90百万円、純利益が8.8%増の6億40百万円としている。マニラ内外で積極的な投資を行う方針で、増収増益予想としている。収益拡大を期待したい。

■株価は底値圏

 株価(19年1月1日付で株式5分割)は決算発表を機に急落して安値を更新したがほぼ底値圏だろう。売り一巡して反発を期待したい。6月6日の終値は979円、今期予想連結PERは約19倍、時価総額は約120億円である。

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