【株式市場】日経平均は16円高を上値に重いが四半期好決算株など強く全般に底堅い

株式

◆日経平均は2万1529円38銭(35円77銭安)、TOPIXは1566.68ポイント(8.21ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億1063万株

チャート6

 7月10日(水)前場の東京株式市場は、NYダウの3日続落などを受け、日経平均は取引開始後に76円93銭安(2万1488円22銭)まで軟化した。ETF(上場投信)の配当に関連する先物売りの観測もあった。ただ、トヨタ自動車<7203>(東1)は朝方を下値に持ち直し、ソニー<6758>(東1)は朝から堅調。日経平均も10時20分にかけては16円71銭高(2万1601円86銭)まで浮上した。前引けは35円77銭安(2万1529円38銭)だった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 四半期決算が評価されて吉野家HD<9861>(東1)パルグループHD<2726>(東1)が活況高となり、同じくアイケイ<2722>(東2)はストップ高。仮想通貨高を受けてビットワングループ<3881>(東2)なども高い。そーせいグループ<4565>(東マ)は一時金収入などの材料に対する評価が再燃とされ出直り拡大。オリコン<4800>(JQS)はジャニー喜多川さん死去の報道が材料とされて急伸。

 東証1部の出来高概算は5億1063万株、売買代金は8320億円。1部上場2149銘柄のうち、値上がり銘柄数は671銘柄、値下がり銘柄数は1370銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■海外展開を加速  トリドールホールディングス<3397>(東証プライム)は3月25日、カナダ・バ…
  2. ■モビリティカンパニーへの変革を加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は3月22日、20…
  3. ■イネの生育を最大4倍に  シャープ<6753>(東証プライム)は3月21日、プラズマクラスター技…
2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■藤田観光など上方修正済み銘柄が狙い目、決算発表前に高値予約しておくのも有効  大型連休の好調な需…
  2. ■GW市場動向と投資家心理  『目出度さも 中くらいなり おらが春』と詠んだのは小林一茶である。季…
  3. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  4. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る