綿半HDの6月全店は売上・客単価ともにプラス継続

■園芸用品・食料品は好調に推移

綿半ホールディングス<3199>(東1)は10日、6月月次(スーパーセンター事業19年6月度の速報値)を発表し、全店売上高は前年同月比119.8%、既存店が97.8%だった。全店は18年12月にネット通販のアベルネットがグループ入りしたことにより、売上・客単価は7ヶ月連続で2桁増となった。アベルネットは、通販サイト「PCボンバー」のブランドで家電・パソコン等を競争力のある価格で販売するインターネット通販事業を展開している。近年では家電・パソコンの他に様々な商品の販売を手掛ける。

6月は、前年に比べ曇りや雨の日が多い中、信州花フェスタへの出店や各店舗で寄植え教室等のイベントを開催。また、売場の梅雨対策商品の演出強化に取組んだ。園芸用品や食料品は好調に推移したが、行楽用品等が低調だったたため、既存店は売上・客数とも前年を下回った。 また、利益高の向上のためにチラシの削減および商品点数の絞込み等EDLC戦略を引続き推進している。

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