【株式市場】日経平均は後場一段と上げ14時にかけて675円高となり3日連続大幅高

株式

◆日経平均は2万3873円59銭(554円03銭高)、TOPIXは1736.98ポイント(35.15ポイント高)、出来高概算(東証1部)は16億5442万株

チャート15

 2月6日(木)後場の東京株式市場は、中国景気に敏感とされる安川電機<6506>(東1)ファナック<6954>(東1)が一段ジリ高になり、新型肺炎の影響は限定的との見方が昨日以上に強まる様子になった、日経平均は492円高で始まった後も強含み、14時には675円81銭高(2万3995円37銭)まで上げた。大引けは1月9日の535円高を上回り3日連続大幅高となった。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 後場は、11時半に四半期決算を発表した川崎重工業<7012>(東1)が一段高となり、平和紙業<9929>(東2)大村紙業<3953>(JQS)は共に13時から急伸してストップ高となり、レンゴー<3941>(東1)が好四半期決算を受けて3日連続急伸しているため連想が波及との見方や、任天堂<7974>(東1)のゲーム機の段ボール工作セットも言われて急伸。日本アセットマーケティング<8922>(東マ)は発行株数の最大8%規模の自社株買いが好感されて一時ストップ高。

 東証1部の出来高概算は16億5442万株(前引けは7億6155万株)、売買代金は増加して3兆511億円(同1兆2769億円)。1部上場2159銘柄のうち、値上がり銘柄数は1838(同1934)銘柄、値下がり銘柄数は271(同178)銘柄。

また、東証33業種別指数は全33業種(前引けも全33業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、保険、石油・石炭、精密機器、輸送用機器、医薬品、機械、鉱業、倉庫・運輸、パルプ・紙、鉄鋼、などとなった。(HC)

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