日経平均など急速に戻す、日銀が「潤沢な資金供給」と伝わる

株式

■朝方は309円安、10時半過ぎには211円高

 3月2日の東証株式市場で、日経平均は朝方の308円67銭安(2万834円29銭)を下値に一転、持ち直し、10時35分には211円16銭高(2万1354円12銭)と急回復に転じている。
 
 日銀が「潤沢な資金供給と市場安定に努めていく」といった要旨の談話を発表し、続いて債券市場に公開市場操作の一つである国債の「現先買いオペ」を通知したと伝わった。現先買いオペは、金融機関向けに国債を担保として資金を貸し出す形になるオペレーション。2016年以来になると伝えられた。(HC)

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