【株式市場】日経平均は2日続けて上げ幅100円台を保ち材料株物色も活発

株式

◆日経平均は2万3292円81銭(179円93銭高)、TOPIXは1702.96ポイント(11.62ポイント高)、出来高概算(東証1部)は10億1101万株

チャート13

 11月25日(月)後場の東京株式市場は、前引けまで高かったトヨタ自動車<7203>(東1)が小安く始まり、前場をけん引した鉄鋼株も一進一退に転じた。日経平均は188円高で始まり、前場の高値(234円30銭高の2万3347円18銭)を抜けないままもみ合った。ただ、全般に底堅く、大引けも170円高で2日続伸となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均とも高い。

 後場は、内田洋行<8057>(東1)が一段とジリ高基調になり、親子上場をめぐる思惑や義務教育現場へのIT機器増設期待によるウチダエスコ<4699>(JQS)の連日ストップ高などを材料視。東芝<6502>(東2)は「血液1滴から13種類のがんを発見」の報道が注目されて一段高の場面が。株式分割のLibWork(リブワーク)<1431>(東マ)は騰勢に弾みがついてきたとされて終盤ついにストップ高。

 東証1部の出来高概算は10億1101万株(前引けは5億1415万株)、売買代金は1兆6992億円(同8154億円)。1部上場2154銘柄のうち、値上がり銘柄数は1555(同1603)銘柄、値下がり銘柄数は508(同435)銘柄。

 また、東証33業種別指数は全32業種(前引けも全32業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉱業、鉄鋼、海運、石油・石炭、水産・農林、非鉄金属、証券・商品先物、機械、ガラス・土石、空運、パルプ・紙、などとなった。(HC)

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