ジェイテックは20年3月期通期連結業績予想を修正

◇売上高は当初予想を下回るが、利益面は上回る見込み

 ジェイテック<2479>(JQG)は、8日引け後、20年3月期通期連結業績予想の売上高を下方修正し、利益面を上方修正した。

 売上高については、技術系人材の獲得競争は依然熾烈を極め、年間採用計画比 70%減とテクノロジストの人員確保が厳しい状況が続き、顧客ニーズに対応しきれず当初の業績予想を下回る見込みとなった。

 ところが、利益面については、テクノロジストの平均単価が前期比3.8%上昇(計画 3%)しながら高稼働率を維持できたことと、業務合理化による費用削減効果が計画以上であったことから当初予想を上回る見込み。

 その結果、売上高は前回予想を4億50百万円下回る30億34百万円(前回予想比12.9%減)となるが、営業利益は19百万円上回る1億41百万円(同15.7%増)、経常利益は18百万円上回る1億39百万円(同15.4%増)、純利益は25百万円上回る90百万円(同38.9%増)を見込む。

 ちなみに、同社の業績については、新型コロナウイルスの影響はなかった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
  2. ■長時間立ち仕事や長距離歩行の負担軽減、安全で快適な勤務環境を整備  日本航空(JAL)<9201…
  3. ■「ポケモンフォレスト」と「カヤツリタウン」2エリア構成、冒険とイベントを一体化  よみうりランド…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る