【株式市場】日経平均は後場168円高まで上げる場面があり3日ぶりに反発

株式

◆日経平均は2万2478円79銭(123円33銭高)、TOPIXは1582.80ポイント(0.29ポイント安)、出来高概算(東証1部)は15億5593万株

 6月19日(金)後場の東京株式市場は、米国の夜間取引でダウ平均の先物が高いとされ、日経平均は先物主導で一気にプラス転換し79円高で始まった。前場から高い東京エレクトロン<8035>(東1)は一段とジリ高基調。一方、日本製鉄<5401>(東1)はジリ安商状。日経平均は13時過ぎの168円20銭高(2万2523円66銭)を上値に一進一退となったが終値は3日ぶりに反発した。一方、TOPIXは小安く3日続落。

 後場は、マネジメントソリューションズ<7033>(東1)がテレワーク関連新事業を6月中旬開始との10日発表案件などが材料視され一段高。エイトレッド<3969>(東1)もテレワーク関連で連続最高益予想などが注目され一段ジリ高。ビットワンG<2338>(東2)は香港の政情と株価が落ち着いているとされて香港事業が見直され中盤一段高。オンコリスバイオ<4588>(東マ)は児島大と新型コロナ治療薬開発に着手との発表を受け中盤から急伸ストップ高。No.1<3562>(JQS)はテレワークやオンライン展示会向けITサポートなど好調との推測が言われて一段高。

 東証1部の出来高概算は15億5593万株(前引けは少な目で4億5867万株)、売買代金は2兆8398億円(同8579億円)。1部上場2166銘柄のうち、値上がり銘柄数は1043(前引けは702)銘柄、値下がり銘柄数は1033(同1338)銘柄。

 また、東証33業種別指数は18業種(前引けは10業種)が上げ、値上がり率上位は、空運、証券・商品先物、精密機器、水産・農林、小売り、医薬品、情報・通信、建設、などとなった。(HC)

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