【株式市場】NY反発や円安など受け日経平均は一時453円高まで上げ大幅高

株式

◆日経平均は2万2381円22銭(386円18銭高)、TOPIXは1567.90ポイント(18.68ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億616万株

 6月30日(火)前場の東京株式市場は、NYダウの大幅反発と米金利動向による円安などを受け、日経平均は340円高で始まった。ソニー<6758>(東1)は高寄り後に一呼吸入れて一段高、日本郵船<9101>(東1)TDK<6762>(東1)は中盤までジリ高。鉄鋼株も高い。日経平均は10時40分にかけて453円26銭高(2万2448円30銭)まで上げた。前引けにかけては一進一退に転じたが大幅高を保った。

 アース製薬<4985>(東1)が業績予想の大幅増額など注目されて一段高となり、米ボーイングが新型旅客機を試験飛行と伝わりジャムコ<7408>(東1)や重工各銘柄などが高い。フマキラー<4998>(東2)は千葉港の外国船から大量のヒアリとのニュースが材料視され一段高。ナレッジスイート<3999>(東マ)はオンライン商談システムへの注目が収まらない様子で急反発。カイカ<2315>(JQS)はUSB型データ通信端末で国内初の機能を持つ新製品が注目されて急出直り。

 東証1部の出来高概算は5億616万株、売買代金は9039億円。1部上場2169銘柄のうち、値上がり銘柄数は1422銘柄、値下がり銘柄数は669銘柄。

 また、東証33業種別指数は医薬品を除く32業種が値上がりし、海運、鉄鋼、非鉄金属、保険、空運、ゴム製品、石油・石炭、などが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIが「空気読み」戦略立案、自律協調の新技術を発表  NTT(日本電信電話)<9432>(東証プ…
  2. 【デスクワーク時の「ちびだら飲み」がもたらす効果を検証】 ■カフェインだけじゃない、緑茶の新たな可…
  3. ■論理的推論と安全性を大幅向上  OpenAIは8月7日(現地時間)、次世代AIモデル「GPT-5…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■自民党人事でハト派ムード先行、逆張りで妙味狙う投資戦略も  今週の当コラムは、ハト派総裁とタカ派…
  2. ■総裁選関連株が再び脚光、政権交代期待が市場を刺激  今週の最注目銘柄は、さいか屋<8254>(東…
  3. ■金先物関連株、最高値更新で安全資産需要が強まる  日本取引所グループ<8697>は9月24日、今…
  4. ■石破首相辞任表明後も市場は急落回避、投資家の買い意欲継続  「一寸先」は、不確実で予測が難しい。…
  5. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  6. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る