JFEシステムズが「DX」推進を支援する最新製品「SIDEROS DXソリューション」を7月発売開始

新製品&新技術NOW

■日本マイクロソフトのクラウド/AI基盤ソリューションで構成

 JFEシステムズ<4832>(東2)は7月15日の午後、企業の「DX」(デジタルトランスフォーメーション:デジタル技術による変革)を支援する最新製品「SIDEROS(シデロス)DXソリューション」の2020年7月販売開始を発表した。

 同社は、長年にわたり、日本マイクロソフトのビジネスパートナーとして、多くのユーザーに「Microsoft Dynamics 365(ERP)」を中核とする、基幹システムの構築と運営を提供してきた。

 このたび発売した最新製品「SIDEROS(シデロス)DXソリューション」は、日本マイクロソフト株式会社(以下、日本マイクロソフト)が提供する下記のクラウド/AI基盤ソリューションで構成されており、以下の4つの分野を対象としている。

 (1)システム化未着手領域のデジタル化:紙やメールのまま残っている定型業務や決裁ワークフローなどをシステム化、(2)AIを活用したチャットボット:AIを活用したチャットボットで、社内外の問合せ業務を効率化、(3)AIを活用した文書検索:AIを活用した文書検索で、社内に散在しているドキュメント類を有効活用、(4)機械学習を活用した予測:機械学習により、ビッグデータから気づきを得て、需要予測や品質予測などに適用。

 新型コロナの影響を受け、ビジネス環境が激しく変化する昨今、多くの企業が、テレワークの積極活用や脱ハンコを目指す取り組みなどを加速させ、「DX」(デジタル・トランスフォーメーション)を進めている。

 同社では、企業に散在するこのようなシステム化未着手領域のデジタル化を促進することで、企業のDX推進を支援すべく、クラウドとAIの利点を最大限活用した「SIDEROS DXソリューション」を開発し、販売開始した。

 なお、本ソリューションの基盤となる、日本マイクロソフトが提供するクラウド/AI基盤には、3つの特長がある。1つ目は、開発環境が用意されているため、短期間・低コストでの開発が可能。2つ目は、専門的な言語を使用しなくても開発が可能なローコード開発基盤を採用しているため、軽微な機能追加や修正をユーザ側で実施可能。3つ目は、PCだけでなく、モバイル環境からも統一感のあるUIで、メールなどのオフィス業務と見積作成や発注などの基幹業務をシームレスに遂行可能。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■昔ながらの味わいを現代風にアレンジ、全国スーパーなどで展開  第一屋製パン<2215>(東証スタ…
  2.  日清食品ホールディングス<2897>(東証プライム)傘下の日清食品は8月18日、「カップヌードル…
  3. ■世界が注目する学問を豊富な事例とイラストで紹介  学研ホールディングス<9470>(東証プライム…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  2. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…
  3. ■自民党総裁選と連立問題が相場を左右、短期急伸と急落を交錯  高市トレードは、まるで「超高速エレベ…
  4. ■東京市場、リスクオンとリスクオフが交錯、安全資産関連株に注目  週明けの東京市場は、米国株反発に…
  5. ■公明党離脱ショック一服、臨時国会控え市場は模索  またまた「TACO(トランプはいつも尻込みして…
  6. ■自民党人事でハト派ムード先行、逆張りで妙味狙う投資戦略も  今週の当コラムは、ハト派総裁とタカ派…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る