カオナビは明日の四半期決算発表に期待強まり上場来高値に向け出直る

■前期は売り上げ拡大が目立ち今期の収益化に注目の余地

カオナビ<4435>(東マ)は8月13日の後場、13時30分にかけて7%高の4500円(285円高)前後で推移。6月につけた株式分割など調整後の上場来高値4970円に向けて再び出直りを強めている。第1四半期の決算発表を8月14日に予定し、期待が強まっている。

 社員の顔や名前、経験、評価、スキル、才能などの人材情報をクラウド上で一元管理し可視化する人材管理システム『カオナビ』を提供。2020年3月期の業績は各利益とも赤字だった一方、売上高は前期比55.3%増加した。今期・21年3月期の見通しは第2四半期までしか開示していないが、収益構造の改善が注目されている。(HC)

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