【株式市場】シカゴ高を受け日経平均一時1万8000円に乗り材料株も活況高

東京証券取引所

◆日経平均の前引けは1万7921円29銭(84銭高)、TOPIXは1446.20ポイント(0.53ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億1449万株

チャート1 8日前場の東京株式市場は、前週末のシカゴ市場の日経平均先物が1万8000円台に乗ったため朝方は先高感が強まり、トヨタ自動車<7203>(東1)などの主力株に連日高値の銘柄が続出し、日経平均は先物高も加わって110円38銭高(1万8030円83銭)まで上げた。前引けにかけては目先的な目標達成感が広がり、ファナック<6954>(東1)が軟化するなどで全体に売買交錯となった。材料株は活況で、前週から売買代金上位を続けるマーベラス<7844>(東1)が引き続き活況で高値を更新。ポプラ<7601>(東1)は11時過ぎにローソン(2651)との資本提携を発表してから急伸しストップ高。ニッポン高度紙工業<3891>(JQS)はトヨタの燃料電池車の発売接近を思惑材料に高値を更新し、ディー・ディー・エス<3782>(東マ)は6日付けで発表した米社との提携を材料にストップ高となった。

東証1部の出来高概算は11億1449万株、売買代金は1兆1726億円。1部上場1848銘柄のうち、値上がり銘柄数は803銘柄、値下がり銘柄数は855銘柄となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■7日間摂取試験でBCAAやタウリン増加、血液健全性を維持  吉野家ホールディングス<9861>(…
  2. ■日本味と匂学会で優秀発表賞を受賞、応用研究に期待  花王<4452>(東証プライム)は9月24日…
  3. ■GHG削減価値をデジタル証書化、荷主に割り当て  商船三井<9104>(東証プライム)は9月19…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る