ナレッジスイートが後場一段高、テレワーク営業を支援する新オンライン商談ツールなど注目される

■今期は費用先行だがDX関連株としてロングランの注目

ナレッジスイート<3999>(東マ)は10月9日の後場一段と上げ幅を広げ、13時過ぎに11%高の1236円(122円高)まで上げて2019年3月以来の1200円台に進んだ。

 DX(デジタルトランスフォーメーション)関連株として、オンライン商談ツールやクラウドSaaS型営業支援ツールなどが注目されている。今9月期の連結業績予想(IFRS)は、営業利益や親会社の所有者に帰属する当期利益を0.18億円前後の赤字とするが、8月に発表した第3四半期決算はともに0.96億円の黒字。9月から、テレワークの営業活動を支援するクラウド型オンライン商談ツール『VCRM(ブイシーアールエム)』のテレビCMを東京・大阪・福岡などで開始し広告宣伝費を集中投下。今期は費用先行でも来期の収益化に期待が強いようだ。(HC)

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