【引け後のリリース】JTが飲料自販機部門などをサントリー食品Iに譲渡

引け後のリリース

■JTにとっては純利益が今期1000億円増加の見込み

JT(日本たばこ産業)<2914>(東1)サントリー食品インターナショナル<2587>(東1)は25日の夕方、JTの飲料自販機オペレーター事業子会社ジャパンビバレッジホールディングスやJTの飲料ブランド「Roots」「桃の天然水」などをサントリー食品インターに譲渡することで基本合意したと発表した。

譲渡対象は、ジャパンビバレッジホールディングスのJT持分株式(70.5%)、ジェイティエースターの全株式、ジャパンビバレッジエコロジーのJT持分株式(49.7%)、「Roots」及び「桃の天然水」ブランドとし、譲渡価額は約1500億円とした。譲渡実行日は当事者間で検討協議中だが2015年7月を予定する。

JT側の発表によると、JTの今期の連結業績への影響は、当期利益(親会社の所有者に帰属する当期利益)が約1000億円増加する見込みで、今12月期の連結業績見込については精査中とした。同社の今12月期の連結業績予想(IFRS:国債会計基準)は、純利益(同)が3870億円(前12月期は決算期変更にともない9カ月決算で3629億円)としている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る