【株式市場】RCEP調印やGDP改善など好感され日経平均は一時435円高まで大幅高

株式

◆日経平均は2万5805円30銭(419円43銭高)、TOPIXは1726.98ポイント(23.76ポイント高)、出来高概算(東証1部)は7億172万株

 11月16日(月)前場の東京株式市場は、日経平均が一段高となり、10時40分にかけて434円83銭高(2万5820円70銭)まで上げて前引けも上げ幅400円台を保った。前週末のNY株式が全面高だった上、アジアの15ヵ国の「RCEP」(東アジア地域包括的経済連携)調印、国内GDPの大幅改善などが好感され、鉄鋼、海運、建設、不動産などの景気敏感株が上げたほか、半導体関連株、銀行株なども高い。一方、東証マザーズ指数は小安い。

キャリアインデックス<6538>(東1)サイバーリンクス<3683>(東1)CYBERDYNE<7779>(東マ)が四半期決算の大幅増益や業績予想の増額などでストップ高。Abalance<3856>(東2)は一時ストップ高。日本一ソフトウェア<3851>(JQS)は活況高で戻り高値を更新。

 東証1部の出来高概算は7億172万株、売買代金は1兆2569億円。1部上場2176銘柄のうち、値上がり銘柄数は1620銘柄、値下がり銘柄数は488銘柄。

 また、東証33業種別指数は32業種が値上がりし、海運、空運、不動産、保険、銀行、鉄鋼、金属製品、非鉄金属、輸送用機器、パルプ紙、などが高い。(HC)

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