GMOリサーチはデジタルマーケティング施策の効果を測定・分析できるリサーチパネルを新たに構築

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■より深くデジタルマーケティング施策の効果を分析

 GMOリサーチ<3695>(東マ)は、「JAPAN Cloud Panel」において、デジタルマーケティング施策の効果を測定・分析できるリサーチパネル「Cloud Panel for Audience Tracking(CPAT)」を新たに構築し、5月26日から提供を開始した。
 
 「CPAT」は、デジタルマーケティング施策の効果をより深く測定・分析し、広告効果の最大化に活用できるパネルで、まずは、(株)ロックオン(大阪府大阪市)のマーケティングプラットフォーム「アドエビス」と連携し、同社より「アドエビス リサーチ」として企業向けに提供を開始した。また、今後はGMOアドパートナーズならびにGMO NIKKOが提供する「GMOプライベートDMP」との連携を視野に開発を進めていくとしている。

 近年では、特にDMPを導入し、自社で保有するユーザーの属性やWeb行動履歴などのデータを広告配信やインターネットマーケティングに有効活用する企業も増えており、デジタルマーケティングの普及にともなって、施策結果を把握するため広告効果測定ツールに対するニーズも高まっている。
 
 一方、GMOリサーチで「も、広告の効果測定ツールから抽出されたデータと、アンケート調査で把握できる「認知度・興味度・購入意向・競合比較」などの指標を掛けあわせ、より深くデジタルマーケティング施策の効果を分析したいというニーズが寄せられていた。

 そこで今回GMOリサーチは、約550万人の消費者パネルである「JAPAN Cloud Panel」において、他社の広告効果測定ツールやDMPなどのマーケティングツールと連携し、デジタルマーケティングの効果を測定・分析できるリサーチパネル「CPAT」を構築した。「CPAT」では、「JAPAN Cloud Panel」のうち約35万人のモニター情報を活用することが可能で、その第一弾として、ロックオンのマーケティングプラットフォーム「アドエビス」との連携を5月26日から実施し、同社の「アドエビス リサーチ」の利用者向けに提供を開始する。

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