オーネックスが後場ストップ高、調整一巡感、洋上風力などの材料再燃

■温暖化ガスゼロ政策を受け11月下旬から値動き大きく

オーネックス<5987>(JQS)は12月28日の後場一段高となり、14時頃からはストップ高の1078円(150円高)で売買されながら再び活況高となっている。

 機械部品の熱処理専業で、風力発電機の回転部なども手掛ける。政府が2050年に温暖化ガス排出量をゼロとする工程表をまとめ、「国内では現在ほとんど普及していない洋上風力は40年までに最大4500万キロワットの導入をめざす」(日本経済新聞12月26日付朝刊)などと伝えられたことなどが材料視された。

 11月下旬、温暖化ガスゼロ政策などを受けて700円台から1300円まで急伸し、12月は25日にかけて上げ幅の3分の2ほどを帳消しにした。「3分の2押し」はよく出現する調整メドとされ、信用規制の解除もあり調整一巡感が出ているようだ。(HC)

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