ツインバード工業が再び急伸、ファイザーの新型コロナワクチン正式契約など材料視

■超低温が可能な保管・輸送ボックス「FPSC」への注目再燃

ツインバード工業<6897>(東2)は1月21日、再び大きく出直り、11%高の1985円(200円高)まで上げて1月8日につけた直近の高値2100円に迫っている。

 かねてより新型コロナウイルスワクチン保管・輸送用の超低温フリーザーボックス「FPSC」(フリーピストン・スターリング方式冷凍機)」が注目されており、20日、「田村厚生労働大臣はアメリカの製薬大手ファイザーとの間で年内に7200万人分にあたるおよそ1億4400万回分の供給を受ける契約を正式に結んだと発表」(NHKニュースWEB1月20日20時09分)などと伝えられ、注目再燃となった。

 新型コロナワクチンの輸入に関しては、保存温度がファイザー製ほど低くなくて済むモデルナ社製やアストラゼネカ社製とも契約済みと伝えられるが、量的にはファイザー製が各々より3~5割多いとされている。このため、超低温タイプの同社製品への注目は衰えない様子だ。(HC)

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