【株式市場】日経平均は後場一段と値を消し4日連続大幅安だがTOPIXと共に移動平均に差し掛かり注目強まる

株式

◆日経平均は2万8405円52銭(590円40銭安)、TOPIXは1928.58ポイント(42.90ポイント安)、出来高概算(東証1部)は15億9135万株

 3月24日(水)後場の東京株式市場は、日銀のETF(上場投信)買い方針変更により機関投資家は4月新年度入りまで買い出動してこないとの見方が聞かれ、個別物色の展開になった。半導体株は引き続き高いが、日経平均は13時半に前場の安値を割り、14時過ぎに616円89銭安(2万8379円06銭)まで下げ、大引けは4日続落。ただ、日経平均は75日移動平均に、TOPIXは25日移動平均に差し掛かり、下値メドのひとつに接近となった。

 後場は、発行株数の5%強の消却発表など好感されて理想科学<6413>(東1)が一段高。東京ラヂエーター<7235>(東2)は15時からトヨタ・いすゞ・日野自の3社が会見と伝わり連想買いとされて一段高。オンコリスバイオF<4588>(東マ)は新型コロナ治療薬への期待で一段高。西川計測<7500>(JQS)は米インテルの大型設備投資を受けて半導体装置株の一角とされ急伸ストップ高。

 24日新規上場の2銘柄は、Sharing Innovations(Sイノベーションズ)<4178>(東マ)が10時55分に公開価格2850円を63%上回る4650円で初値をつけ、高値は前場の4990円、後場は売買錯綜となり3950円で安値引け。シキノハイテック(シキノHT)<6614>(JQS)は後場も買い気配のまま初値がつかず、大引けは公開価格390円の2.3倍、気配値のまま上げる場合の本日上限値段となる897円の買い気配。

 東証1部の出来高概算は15億9135万株(前引けは8億3164万株)、売買代金は3兆2154億円(同1兆6059億円)。1部上場2193銘柄のうち、値上がり銘柄数は139(前引けは114)銘柄、値下がり銘柄数は2026(同2049)銘柄。

 また、東証33業種別指数は全業種が値下がり(前引けも全業種が値下がり)し、下落率の小さい業種は、電気機器、精密機器、ガラス/土石、食料品、その他製品、電力/ガス、保険、機械、その他金融、化学、などだった。(HC)

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