昭和電工はパワー半導体でドイツ半導体大手と提携と伝えられ続伸

半導体

■高容量ワイヤレス給電の実用化などに不可欠とされる

 昭和電工<4004>(東1)は5月7日、続伸基調で始まり、取引開始後は3430円(55円高)まで上げ、4月につけた昨年来の高値3510円に向けて出直っている。

 ロイターニュースが、「ドイツの半導体大手インフィニオンは6日、半導体需要の拡大に対応するため、昭和電工と契約を締結したことを明らかにした」(ベルリン6日ロイター)と伝えており、材料視されている。

 「昭和電工が、パワー半導体の材料である炭化ケイ素(SiC)エピタキシャルウエハーなどを供給する。パワー半導体は産業用電力の供給や電気自動車の充電施設に利用される」などと伝えられた。

 パワー半導体は、高容量ワイヤレス給電の実用化などに不可欠なデバイスとされる。半導体の国産化政策を進める中国でも、最近、日系企業のパワー半導体研究組織に優遇措置を付与して合弁会社方式への変更を促した事例があった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■歯周病の進行抑制に向け、老廃物除去と免疫調整の2軸で研究  ライオン<4912>(東証プライム)…
  2. ■バリア性能と印刷適性を両立、2030年までに10億円売上目指す  大日本印刷<7912>(東証プ…
  3. ■胃がん・大腸がん対策で「Train the Trainerプログラム」を展開  オリンパス<77…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■価格改定効果に加え9月以降の値上げで業績上乗せが期待される銘柄  今週の当コラムは、9月に価格改…
  2. ■9月1日に値上げラッシュの食品株は日銀バトルで小緩んでも株高持続性  まさに「パウエル・プット」…
  3. ■メガバンク株は業績修正や自己株取得が焦点、再編思惑も視野  銀行株やコメ関連株は盆休み明けの注目…
  4. ■日経平均史上最高値更新、夏枯れ懸念を払拭  前週末15日のマーケットは、お盆を象徴するかのように…
  5. 【ダブルセット・フルセット銘柄、夏休み明けも底堅さに期待】 ■上方修正・増配・株式分割の好材料銘柄…
  6. ■上方修正・下方修正問わず買い集まる異例の展開  3連休入りした9日の成田空港では、夏休みを海外で…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る