【株式市場】決算発表銘柄を吟味する雰囲気になり日経平均は後場一進一退だが3日続伸

株式

◆日経平均は2万9518円34銭(160円52銭高)、TOPIXは1952.27ポイント(19.22ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億2670万株

 5月10日(月)後場の東京株式市場は、正午頃に決算を発表した日本郵船<9101>(東1)、川崎汽船<9107>(東1)が下げて始まり、ともに今期予想がモノ足りないとの見方。前場上げた鉄鋼株は一進一退に転じ、日経平均は上げ幅を100円近く縮めてはじまり、13時以降は150円高の2万9510円前後で小動き。大引けも大きく動かなかったが値を保ち3日続伸となった。

 後場は、ホクシン<7897>(東1)が前場に続いて業績予想の増額など好感され大引けに一段高。TONE<5967>(東2)はDIY用工具好調とされ一段高。アズーム<3496>(東マ)は業績予想の増額を受けた上げ相場が上値抵抗ゾーンを突破とされて弾みがつき3日連続大幅高。デイトナ<7228>(JQS)は業績予想の増額が好感され大引けまで買い気配のままストップ高。

 東証1部の出来高概算は11億2670万株(前引けは5億6464万株)、売買代金は2兆4641億円(同1兆1961億円)。1部上場2191銘柄のうち、値上がり銘柄数は1482(前引けは1507)銘柄、値下がり銘柄数は614(同599)銘柄。

 また、東証33業種別指数は27業種(前引けは28業種)が値上がりし、値上がり率上位は、鉄鋼、石油石炭、非鉄金属、その他製品、パルプ紙、鉱業医薬品、機械、輸送用機器、ゴム製品、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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