T&G・ニーズは年初来の高値を更新、「宣言」解除の恩恵が最大級の銘柄として注目続く

■「挙式日延期は漸減し、下半期以降、段階的に回復の見込み」

 テイクアンドギヴ・ニーズ(T&G・ニーズ)<4331>(東1)は10月5日、続伸基調となって上値を追い、午前9時50分には8%高の1310円(96円高)まで上げて年初来の高値を更新し、2019年12月以来の1300円台を回復している。ハウスウェディング事業を中軸にホテル、レストラン、ツーリズム事業などを行うため、「緊急事態宣言」の解除によってほぼ全事業が解放された形になり、「リベンジ消費」「リオープン経済」関連株として注目されている。

 8月に発表した第1四半期の連結決算(2021年4~6月)は、取扱組数の回復、コスト削減の徹底により売上高が94.75億円(前年同期の3.6倍)と急回復し、営業利益は黒字に転換。8月初の時点で、「挙式日延期は漸減し、下半期以降、段階的に回復の見込み」(決算短信)とした。第2四半期決算発表は11月11日の予定としている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る