OATアグリオが高値更新、「プライム市場」の流通時価総額充足に向けた期待続く

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■取組策を12月までに提出を予定する「計画書」で開示

 OATアグリオ<4979>(東1)は10月18日、2199円(105円高)まで上げて4日ぶりに2019年以来の高値を更新し、後場は2100円(6円高)で始まり堅調を持続している。東証の新市場区分「プライム市場」への上場に向け、「流通株式時価総額」の向上を目指すと8日に発表、株高政策への期待が根強い相場となっている。

 10月8日、「プライム市場基準充足への取り組みについて」などを発表し、プライム市場の上場維持基準のうち、「流通株式時価総額」を充たしていないため、この基準充足を目指し、具体的な計画については、21年12月までに東京証券取引所へ提出を予定している「新市場区分の上場維持基準の適合に向けた計画書」を通じて開示する予定、とした。時価総額の拡大・向上に向けた最も手っ取り早い方策は株価の上昇になるため、思惑買いが増えているようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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