【株式市場】日経平均は後場一進一退のまま弱もみ合いを続け反落

◆日経平均は2万8600円41銭(204円44銭安)、TOPIXは1995.42ポイント(6.81ポイント安)、出来高概算(東証1部)は少な目で10億4576万株

 10月25日(月)後場の東京株式市場は、信越化学<4063>(東1)がジリジリ回復するなど、前場下げた半導体株が持ち直した一方、前場上げた鉄鋼株は高値もみあいに転換。JR東海<9022>(東1)も弱含むなど、旅行関連株も動きが弱まった。日経平均は前引けより80円ほど高く始まったが、その後は前日比で205円安の2万8600円前後を上値に一進一退を続け、大引けも大きな変化はなく反落となった。

 後場は、パナソニック<6752>(東1)が一段とジリ高傾向になり、米アップル社が電気自動車用電池の購入先候補に、との報道などが好感され、ツインバード工業<6897>(東2)は午前11時に発表した中期計画と今後の展開が好感されて急伸。インティメート・マージャー<7072>(東マ)はポストCookie時代の1stPartyデータ支援サービスを共同で開始との発表が材料視されて一段高急伸。CAICA<2315>(JQS)はNFT(ノン・ファンジブル・トークン)関連事業など買い材料視され一段高。

 東証1部の出来高概算は少な目で10億4576万株(前引けは4億8638万株)、売買代金は2兆2793億円(同1兆911億円)。1部上場2184銘柄のうち、値上がり銘柄数は736(前引けは917)銘柄、値下がり銘柄数は1326(同1114)銘柄。

 また、東証33業種別指数は11業種(前引けは17業種)が値上がりし、値上がり率上位は、鉄鋼、鉱業、海運、サービス、倉庫運輸、電気機器、非鉄金属、医薬品、その他金融、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■全従業員にAI活用徹底、業務改革を本格化  LINEヤフー<4689>(東証プライム)は7月14…
  2. ■50年以上親しまれたかぜ薬が国内市場から姿を消す?  大正製薬は7月14日、塗るかぜ薬「ヴイック…
  3. ■鈴鹿8耐で新型CBコンセプト登場  ホンダ<7267>(東証プライム)は7月11日、大型ロードス…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  2. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  3. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  4. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  5. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  6. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る