【株式市場】日経平均は後場回復基調に転じ小幅安で軟調程度、材料株など活況高

東京証券取引所

◆日経平均は2万9098円24銭(7円77銭安)、TOPIXは2013.81ポイント(4.59ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億4411万株

 10月27日(水)後場の東京株式市場は、前引けにかけて下げた東京エレク<8035>(東1)が回復基調に転じ、ソニーG<6758>(東1)も持ち直し傾向に転換など、半導体、電気精密株の回復が見られた。味の素<2802>(東1)は業務用の回復期待などでジリ高傾向。日経平均も徐々に回復し、13時半頃から回復ピッチを強めた。大引けは前日比反落だが軟調程度にまで回復した。

 後場は、イマジカG<6879>(東1)が一段高となり、仮想空間を活用する「メタバース」関連株として注目され活況高。MARUWA<5344>(東1)は13時の業績・配当予想の増額発表が好感されて直後から急伸。伊勢化学<4107>(東2)は市況高騰が伝えられる天然ガスの国産企業の面が注目され一段高。INCLUSIVE<7078>(東マ)は宇宙ロケットベンチャーへの出資が材料視され2日連続ストップ高。日本エマージェンシーAS<6063>(JQS)は眞子さまの米国生活から連想が波及したとされて次第高の出直り拡大。

 東証1部の出来高概算は11億4411万株(前引けは5億7649万株)、売買代金は2兆6241億円(同1兆3487億円)。1部上場2184銘柄のうち、値上がり銘柄数は698(前引けは609)銘柄、値下がり銘柄数は1391(同1471)銘柄。

 また、東証33業種別指数は9業種(前引けは7業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、輸送用機器、食料品、化学、サービス、医薬品、小売り、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■電力・電線株に注目、AIとGXが切り拓く新たな投資機会  ソフトバンクグループ<9984>(東証…
  2. ■初心者プログラマーはJavaから始める?人気の理由とキャリアパス  インタースペース<2122>…
  3. ■原材料価格の高騰や経費増大で  崎陽軒は、2025年2月1日(土)から製品の価格を改定すると発表…
2025年2月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
2425262728  

ピックアップ記事

  1. ■業務効率化や生産性向上で目覚ましい成果  生成AIの導入が、日本の大手企業で加速している。パナソ…
  2. ■個人利用率わずか9%、中国の6分の1以下という現実  日本のデジタル化の遅れが、生成AI分野でも…
  3. ■不動産株投資、代替投資としての可能性に注目  新型コロナ感染症のパンデミック時にリモートワーク需…
  4. ■ムゲンエステート、ミガロホールディングスなど高値更新―富裕層のオルタナティブ投資が牽引  昔から…
  5. ■金利上昇期待高まる、金融株に注目集まる  日銀の政策金利引き上げを受け、3メガバンクが普通預金金…
  6. どう見るこの相場
    ■トランプ大統領の就任や日銀の政策金利引き上げ…激動の相場を生き抜くヒント  前日26日に千秋楽を…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る