多摩川HDは連日出直る、「電波と光の中間の周波数帯」開発事業にユニット納入

■テラヘルツ帯無線機用周波数変換ユニットの設計・製造を受託

 多摩川ホールディングス(多摩川HD)<6838>(JQS)は11月2日、3日続伸基調となり、6%高の1284円(67円高)まで上げた後も50円高前後で推移し、連日出直っている。1日付で、国が推進する「Beyond5G/6G」の産学協同研究に使用される、テラヘルツ帯無線機用周波数変換ユニットの設計・製造を早稲田大学から受託と発表し、注目されている。

 発表によると、2030年代の商用開始を目指している「Beyond5G/6G」においては、超高速大容量無線通信を実現するため、電波と光の中間の周波数帯であるテラヘルツ帯(300GHz~3THz)を使用する研究開発に関し、早稲田大学が代表として進める「テラヘルツ帯通信の高密度化・長距離化に関する研究開発」に周波数変換ユニットを設計、製造し納入することとなった。

 株価は1年半近く調整基調が続いているが、2021年8月の1110円を下値に下げ止まっており、上げ賛成の地合いになってきたとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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