Lib Workは3Dプリンター住宅「DEEP α」のデザイン業務委託契約を締結

 LibWork<1431>(東マ)は11月18日、3Dプリンター住宅「DEEP α」のデザインについて、株式会社家所亮二建築事務所と業務委託契約を締結したと発表。

 同社は3Dプリンター住宅「DEEP α」の研究開発に着手し、今までにないイノベーティブな「家」を開発・提供する。

 3Dプリンターによって、曲線などのクリエイティブなデザインの表現や、大幅なコストの削減、工期の短縮に貢献。また、家を建てる協力業者の高齢化をはじめとする人材不足は全国的にも深刻な課題になってきており、同社はその主要な課題を解決する方策としても3Dプリンターによる住宅建築はそれに合致するものだと判断した。

 そこでこのクリエイティブな新しい家をデザインするにあたり、株式会社家所亮二建築設計事務所と業務委託契約を締結し、設計デザイン領域において共同開発することに至った。家所亮二氏は世界三大デザイン賞『reddot award2018』『iF DESIGN AWARD 2018』で受賞、また、『FRAME Awards 2018』では建築界のノーベル賞と称されるプリツカー賞を取ったRCRアーキテクツをはじめ、世界最高峰の建築家やデザイナーが集まる中で唯一、三部門でノミネートされ、二部門で受賞されるなどの輝かしい経歴があり、3Dプリンター住宅「DEEP α」のデザイナーとして相応しい人材であるものとして選定した。

●デザインコンセプト
・環境としては自然の中を想定。地面から生えているような、ひと続きとなる有機的なフォルム。
・内部は床から壁を滑らかなラインにすること、天井や壁に大きな窓を設けることで自然に包まれるイメージ。
・床と壁のラインを明確にせず、滑らかに繋ぐことでどこでも寄りかかったり寝そべることができる。

 同社は、「VISION 2030」で掲げる「世界の人々ひとりひとりに価値のある最適な暮らしを提供する」というMISSIONに基づき、これからの時代やマーケットに求められる、新たな住まいと暮らしのデザインの創出に取り組んでいる。3Dプリンター住宅「DEEP α」は、国内はもとより、海外の発展途上国への提供を視野に入れている。今後も研究開発を進め、まずは2022年12月までにコンパクトな3Dプリンター住宅の試作品を完成させる計画。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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