アイリッジはOMO実証実験「mozoSUSTAINABLE PARK」プロジェクトに参画

■顧客の行動データをオフラインとオンラインで統合的に分析

 アイリッジ<3917>(東マ)と同社が出資するFlow Solutions(神奈川県横浜市、「Flow」)は、日本都市ファンド投資法人<8953>(資産運用会社:三菱商事・ユービーエス・リアルティ)、イオンモール<8905>が「mozoワンダーシティ」(愛知県名古屋市)に11月27日に新たにオープンしたサステナブル&OMO(Online Merges with offline)体験ポップアップストア「mozoSUSTAINABLE PARK」の実証実験プロジェクトに参画した。実証実験の期間は11月27日(土)~2022年2月28日(月)。

 今回の実証実験では、オフライン(mozoワンダーシティ施設内)とオンライン(mozoワンダーシティが運営するECショッピングモール「mozoPLUS」内)にポップアップストアを出店し、双方を連動したニューノーマル時代のショッピングセンター(「SC」)にふさわしい新しい買い物体験を提供する。さらに、Flowが提供する店頭カメラソリューションとmozoワンダーシティ公式アプリ「mozoアプリ」に導入されたアイリッジのファン育成プラットフォーム「FANSHIP」との連携により顧客の行動データをオフラインとオンラインで統合的に分析する試みを行うことで、同サービスの需要性を検証するとともに、顧客にとってより魅力的なサービスを提供し続ける施設を目指す。
 
 顧客の行動データ分析を行うシステムの検証では、ポップアップストア内に設置された9個のカメラを通じて取得したオフライン行動データと「mozoアプリ」のチェックイン機能によって取得したアプリの顧客IDと紐づけることで、オフラインとオンラインを統合しながら顧客行動を分析する。顧客単位での行動データの分析が可能になることで、リアル店舗と独自ECプラットフォームを有するSCならではの新しい買い物体験の魅力向上の実現を図るとしている。

 今後アイリッジでは、アプリダウンロードや利用促進のデータを蓄積し「mozoアプリ」のさらなるファンづくりを目指すとともに、OMO施策が推進されるリテール業界を中心にFlowと連携した取り組みの展開強化を図る予定としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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