カーリットHDは公募増資の需給を映すが株数増加率に比べ下げ率小さい

株式市場 銘柄

 カーリットホールディングス<4275>(東1)は昨6日の取引終了後、新株発行による300万株の公募増資などを発表し、発行済み株式総数が最大で約17%増加するため、朝方は一時11%安の551円(68円安)まで下げる場面があったが、10時30分を回っては8%安の569円(50円安)前後まで回復している。株数の増加率に比べて下げ率が小さく、出来高も大幅に増加しているため、株数増加の影響は早々と織り込んだとの見方が出ている。発表によると、調達資金は手取概算で最大19億8200万円。ここからはこの調達資金による積極展開に期待する相場に移行しそうだ。

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