ソフトバンクグループは買い先行、第3四半期63%減益だがアーム社を巡る方針変更など評価

銘柄フラッシュ

■株式売却の方針を転換し上場準備へ

 ソフトバンクグループ<9984>(東1)は2月9日、反発基調で始まり、取引開始後は5422円(120円高)まで上げ、買い優勢となっている。8日の15時に発表した第3四半期連結決算(IFRS、2021年4~12月・累計)の税引前利益が前年同期比63%減となり、⼦会社アーム(Arm Limited)の株式売却の中止と上場準備などを発表し、注目されたが、株式市場の受け止め方は買い先行となった。

 ソフトバンクGは、投資事業のソフトバンク・ビジョン・ファンド1が保有する英国の半導体設計企業Arm Limitedの全株式を米国の半導体メーカーNVIDIA(NVIDIA Corporation)に売却することを2020年9月に明らかにしていたが、株式上場へと方針転換することとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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