【注目銘柄】カワタは続落も連続の大幅増益業績・増配を手掛かりに下値耐性

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 カワタ<6292>(東証スタンダード)は、前日24日に28円安の1005円と続落して引けた。日経平均株価が、3営業日ぶりに253円安と急反落して引けたことから、今年5月11日に1099円まで買われストップ高を演じた同社株にも目先の利益を確定する売り物が増勢となった。ただ25日移動平均線を前に踏み止まる下値耐性も示しており、今2023年3月期業績が、前期に続き大幅増益と予想され、配当の大幅増配を予定していることを手掛かりに割安修正買いも交錯した。同社株自体が、好材料や好業績に反応してストップ高するなど急騰特性があることも、待ち伏せ買い余地があるとして注目されている。

■プラスチック部品の需要が拡大しEV向け材料も続伸

 同社の今2023年3月期業績は、売り上げ230億円(前期比25.1%増)、営業利益15億2000万円(同99.8%増)、経常利益14億7000万円(同62.7%増)、純利益10億円(同84.9%増)と大幅続伸が見込まれている。前2022年3月期の受注高が、前々期比38.7%増の211億4400万円、期末の受注残高が、同83.4%増の86億3100万円と好調に推移しており、自動車生産の持ち直しや自動車の電動(EV)化、自動運転化、車体の軽量化でプラスチック部品の需要が拡大、中国を中心にEV向けのリチウムイオン電池関連や電子材料向けが続伸することなどが寄与する。

 配当は、株主優待制度を廃止するとともに配当政策も変更し、配当性向として自己資本配当率(DOE)を2.5%以上とすることを基本とする。このため今2023年3月期は、年間41円(前期実績30円)と大幅増配を予定している。

■急騰特性を発揮しPER7倍、PBR0.6倍、配当利回り4%の修正に期待

 株価は、昨年10月に参画したNEDO(国立研究法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の助成事業(全固体リチウムイオン電池の量産化技術)が一定の評価を受けたとして2日間のストップ高を交えて1430円高値に急騰し、この反動で846円安値へ調整、いったん1287円高値まで買い直されたものの、配当権利落ちで年初来安値930円まで再調整した。同安値からは、今期業績の大幅続伸予想をテコにストップ高して1099円までリバウンドし1000円大台固めを続けてきた。PERは7.01倍、PBRは0.63倍、配当利回りは4.07%と割り負けており、持ち前の急騰特性を発揮して年初来高値1287円奪回にチャレンジしよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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