Lib Work、新規事業(工務店向けサブスクリプション事業)を開始

 Lib Work<1431>(東証グロース)は6月17日、安心計画社と共同開発したAIを活用した住宅プラン提案サービス「My Home Robo(マイホームロボ)」の提供を開始すると同社取締役会にて承認決定したと発表。

■サービスの概要と意義

 「マイホームロボ」は工務店やビルダーなどの住宅建築・販売を行う事業者向けに、施主の要望アンケートをもとに住宅プランデータベースの中から高精度CGパース・VR・間取りなどの提案資料をAIや条件設定によって検索できるサービスである。住宅は一生涯のうち一番大きな買い物と言われている。

 そのため、その建築の起点のなる設計図面は、顧客のこだわりの家づくりにおいて重要なポイントになる。しかしながら、工務店やビルダーによっては、人手不足により十分な建築士を抱えられなかったり、特定の建築士のみが図面を描くことで提案内容が画一的になったりと、顧客の要望に十分に応えられない可能性がある。

 「マイホームロボ」は、そのような工務店やビルダーの悩みを解決し、顧客により良い図面提案を可能とするために、住宅CADメーカーである安心計画社と共同開発した。同社にとって工務店やビルダーはいわゆる競合先になるが、同サービスが広く普及することで住宅業界にとって大きなイノベーションになると考えている。

■サービスの主な特徴

(1)初期費用の負担が少ないSaaS型サービスで小規模事業者でも手軽に導入が可能

 同サービスを利用するにあたって毎月定額の利用料(1アカウント 28,000円~)を支払うことで設計データを利用することができる。事業規模に合わせてアカウント数を調整でき小規模事業者から大手事業者まで幅広い利用を可能にした。

(2)豊富なプランデータベースの中から利用できる

 同サービスは将来的に世の中にあるすべてのプランをデータベース化することを目指しておりスタート時は2000以上のプランが利用可能となっている。また高精度のCG(コンピュータ・グラフィック)の外観パース・内観パースも標準で準備しており提案することができる。またオプションでVR(バーチャルリアリティ)も利用することが可能になる。サービス提供後も図面データを随時追加していく予定である。

(3)AIを活用し、お客様志向のプランを提案できる

 同サービスはAIを搭載している。見込み客よりアンケートを取得しその内容に応じて膨大なプランデータベースの中からAIがプランを選別し顧客の志向に合わせたプラン提案の資料作成を行う。以前であれば数日から1週間程度要していたプランの提案がたった5分で完了する。「マイホームロボ」は住宅営業パーソンの働き方改革を推進し、企業の生産性アップに貢献する。

【主な機能)】

・プランを含めた顧客向け提案書の自動生成(約5分で実現)
・全ての提案書に高画質CGパースとCADデータをセット
・施主のアンケートを元にしたAIによるプラン自動推薦機能
・施主専用のマイページ機能(スマホ対応)
・SNS掲載機能による新規見込み客の獲得機能
・VRのトラッキングデータによる追客機能

■今後の展開

 スタート当初は安心計画社の取引先である約4000社へ同サービスの営業を開始する。その後全国の工務店、ビルダー、設計事務所、不動産会社、合計10万社以上にアプローチしていく。

 同社は、戸建業界におけるプラットフォーマーを目指しており、同サービスの提供はその大きな布石になると考える。同サービスを契機として今後もテクノロジーを活用した有益なソリューション系サービスの提供をはじめ、効率的かつ生産性の高いサービス提供や革新的施工などの戸建業界のイノベーションを進めるフロントランナーを目指していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■「ちきゅう」を投入、令和8年1月から2月にかけて実証  内閣府戦略的イノベーション創造プログラム…
  2. ■人工知能基本計画が始動、利活用から開発への循環促進、世界最先端のAI国家を標榜  政府は12月2…
  3. ■222社分析で売上2兆円台復帰、利益は1,435億580万円へ倍増  東京商工リサーチ(TSR)…
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

ピックアップ記事

  1. ■総選挙後に本番、米・卵関連株など食料品銘柄に再評価期待  消費税減税をめぐる関連株の動向が、過去…
  2. ■円安・円高が日替わり、内外市場で一波乱二波乱の可能性  内外のマーケットが激動含みである。これが…
  3. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  4. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…
  5. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  6. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る