免疫生物研究所は後場もストップ高買い気配のまま急伸商状、シスメックスとの提携を好感

■診断薬をグローバル市場に向け拡大

 免疫生物研究所(IBL)<4570>(東証グロース)は6月28日、朝の取引開始から間もなく買い気配のままストップ高の406円(80円高)に達して値がつかず、後場もストップ高買い気配のまま急伸商状となっている。27日の15時30分に、「シスメックス<6869>(東証プライム)と検体検査分野向け試薬の原材料開発に関する業務提携に本日付けで合意」したと発表し、買い殺到となった。

 発表によると、IBLは、自社の特長ある抗体ライブラリをシスメックスのHISCLTMをはじめとする測定プラットフォーム向けに最適化し、診断薬原材料として供給することが可能になる。強みである抗体開発技術を活かしてグローバル市場の様々な診断ニーズに対応した抗体を開発し、シスメックスへの供給を通じて診断薬市場向け事業を拡大するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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