トレジャー・ファクトリーが中間配当を増配、前期比4円増の12円の予定に

■年間配当は22円(前期比5円増)、今後は期末配当に期待の見方

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)は8月10日の15時、中間配当の増配を発表し、第2四半期末(2022年8月31日)の配当予想を1株につき従来予想比2円増の12円に増配するとした。前期比では4円の増配になる。期末配当の予想は据え置いたが、業績が好調なため、続いて期末配当への期待が強まるとの見方が出ている。

 増配の要因として、7月13日に第2四半期、2月通期の業績予想の大幅な増額修正を発表した業績動向、6月、7月の単体既存店実績も前年同期比10%以上増と堅調に推移していることなどを上げた。これにより、今期・23年2月期の1株当たり年間配当額は従来予想比2円増の22円(前期比5円の増配)の予定になる。

 10日の株価は8月8日発表の月次売上概況(7月)などが好感されて続伸し、一時1655円(70円高)まで上げ、約2週間ぶりに2015年以来の高値を更新した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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