【株式市場】日経平均は314円高、NY株3日続伸や訪日外国人客の誘致政策など好感

株式

◆日経平均は2万8528円90銭(314円15銭高)、TOPIXは1978.15ポイント(12.62ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は5億972万株

 9月12日(月)前場の東京株式市場は、NY株の3日続伸、訪日外国人客の制限緩和方針などが好感され、半導体・電子部品、機械株や空運・陸運、旅行、百貨店株などが活況高となり、TDK<6762>(東証プライム)や京セラ<6971>(東証プライム)、三越伊勢丹HD<3099>(東証プライム)などは年初来の高値を更新。日本空港ビルデング<9706>(東証プライム)などの不動産関連株も高い。日経平均は268円高で始まり、午前9時半頃に398円14銭高(2万8612円89銭)まで上げ、前引けまで上げ幅300円台を継続した。

 日医工<4541>(東証プライム)が急伸し、医薬品メーカーや投資ファンド支援の意向との報道を受け買い先行。日本駐車場開発<2353>(東証プライム)は今期も大幅増益予想の7月決算と自社株買いなど好感され急伸、gumi<3903>(東証プライム)は第1四半期の好決算と子会社の新事業が注目されストップ高。コメ兵ホールディングス<2780>(東証スタンダード)や大黒屋HD<6993>(東証スタンダード)、和心<9271>(東証グロース)は訪日外国人客の制限緩和期待などで出直り拡大。ハウテレビジョン<7064>(東証グロース)は四半期決算の黒字化など好感され3日連続大幅高。

 東証プライム市場の出来高概算は5億972万株、売買代金は1兆1899億円。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は1189銘柄、値下がり銘柄数は537銘柄。

 また、東証33業種別指数は23業種が値上がりし、空運、精密機器、陸運、小売り、不動産、電気機器、その他製品、サービス、倉庫運輸、化学、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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