JPホールディングスが後場一段と上げ3日ぶりに高値を更新、業績好調で自社株買いなど引き続き好感される

■自社株買いは発行株数の3%規模、今期末に記念配当

 JPホールディングス<2749>(東証プライム)は10月14日の後場、一段と強含む相場となり、13時にかけて310円(10円高)まで上げて3日ぶりに年初来の高値を更新した。保育園をはじめ、学童クラブ、児童館などの子育て支援施設を全国で運営する。10月6日に自己株式の取得(自社株買い)を発表し、7日に開始。業績は好調で、2022年3月期に続き23年3月期も連結純利益などが最高を更新する見込み。23年3月期の期末配当は創業30周年記念配当を加えて1株6円(前期比1円50銭増)を予定するため、引き続き魅力度の高い銘柄として注目されている。

 自己株式の取得(自社株買い)は、取得株式総数263万5500株(自己株式を除く発行済株式数に対する割合3.01%)、取得総額7億1158万5000円を各上限として、2022年10月7日から23年1月31日までの予定で、取引一任契約に基づく市場買付けにより実施する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る