タカトリは連日上場来の高値を更新、パワー半導体に関する報道を受け再び大口受注の期待

■車載パワー半導体「30年に1兆円市場」とされ注目再燃

 タカトリ<6338>(東証スタンダード)は11月9日、一段高となり、午前10時30分にかけて11%高の5690円(570円高)まで上げ、上場来の高値を2日連続更新し、その後も5600円前後で売買活発となっている。9月下旬に発表した「パワー半導体向けSiC材料切断加工装置の大口受注」を契機に急ピッチの上げ相場となっており、9日は、日経産業新聞が、「ローム『EV』半導体で克つ、車載パワー半導体『30年に1兆円市場』」と伝えたことなどを受け、再び大口受注への期待が強まったと見られている。

 パワー半導体は、EV(電気自動車)のワイヤレス給電、将来の路上走行給電などに不可欠とされ、半導体の中で日系企業がシェアを取れる数少ない分野とされている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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