AKIBAホールディングスが戻り高値、業績拡大、九州大学などとの「MEMSマイクロ血流量センサ」共同開発も好感

■通信コンサル事業など好調で利益率が相対的に向上

 AKIBAホールディングス<6840>(東証スタンダード)は11月18日、3日続伸基調となり、6%高の437円(25円高)まで上げた後も435円前後で推移し、今年8月につけた戻り高値に顔合わせとなっている。第2四半期決算と通期業績予想の増額修正を発表した翌日の11月14日に大きく上げ、翌15日には九州大学などと「MEMSマイクロ血流量センサ」製品化に向けた共同開発のお知らせを発表、さらに出直りを強める相場となっている。

 今期・2023年3月期の連結業績予想は、PCメーカー向けのメモリ販売が引き続き低調なため売上高は前期比7.2%減の見込みとしたが、利益面では、通信コンサルティング事業、HPC事業、旅館事業が好調に推移しており、利益率が相対的に向上し、費用の増加を加味しても営業利益、経常利益とも増益が見込まれる状況となった。増額修正後の予想1株利益は50円台に乗り、株価はPER8倍台になった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る