鎌倉市がネオジャパンの『desknet’sNEO』など3製品を採用、実証実験を終えて導入

■煩雑になった庁内業務の「見える化」を、情報共有基盤構築により推進

 ネオジャパン<3921>(東証プライム)のグループウェア『desknet’s NEO(デスクネッツ ネオ)』と情報共有システム『ChatLuck(チャットラック)』『AppSuite(アップスイート)』の3製品が、このほど、神奈川県鎌倉市(松尾崇市長)における市区局共通の情報共有基盤として実証実験を終えて採用が決まった。ネオジャパンが12月20日発表した。

■情報共有システムの運用を統一、課を越えた横断的なデータ利用など実現

 鎌倉市では、これまでグループウェアなど情報共有システムの運用が統一されておらず、各課ごとにカスタマイズして使用していた。そのため汎用性が低下し、課を越えた横断的なデータの利用が難しく、データの集約・共通化が課題となっていた。

■グループウェア『desknet’s NEO』採用の決め手

 グループウェアはクラウドを主とした製品が多い中で、『desknet’s NEO』はクラウドだけでなくオンプレミス製品があり、クラウドと同様の機能が備わっていることが決め手の一つとなった。アップデートの頻度も高くユーザーの意見が反映されやすいこと、さらにビジネスチャット『ChatLuck』や、ノーコード業務アプリ作成ツール『AppSuite』など、他アプリとの連携ができる点も高く評価され、弊社製品の採用が決定した。

■市役所の用途を踏まえ、外出先でも安全に情報共有、働き方に広がりが

 今後の活用イメージについて、同社では次のようにリリースした。
『desknet’s NEO』を統一された情報共有基盤として導入したことで、今まで以上に全体の動きを「見える化」しやすい環境を構築出来た。各課ごとに専用のページを作ることで、全体へ向けての情報発信が各課主導で行える。そして、『AppSuite』を併せて導入することで、横断的なデータベースの利用や業務フローの構築が可能となり、運用ルールの改定やポリシーの策定等を進めることでさらなる業務の効率化が期待される。

 また『ChatLuck』の導入により外出先のスマホからでもチャットのログや添付ファイルを確認することができる。市役所の用途を踏まえ、必要な情報だけを中継するサーバーを利用することで、外出先でも安全な情報共有を実現できる。「ChatLuck」をテレワークや出張先からのコミュニケーション手段として活用をすることで、さらに職員の方々の働き方が広がることでしょう。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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