【株式市場】日経平均は299円高、NY株高と円安など好感され上げ幅300円前後で推移

◆日経平均は2万6852円85銭(299円32銭高)、TOPIXは1944.05ポイント(17.18ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は4億9928万株

 1月23日(月)前場の東京株式市場は、前週末のNY株式の全面高や為替の円安などを受け、東京エレク<8035>(東証プライム)などの半導体関連株が軒並み出直り、自動車株や機械、精密機器なども高い。海運、大手商社も高く、日本製鉄<5401>(東証プライム)は連日高値。銀行株もしっかり。日経平均は326円高で始まり、直後の332円46銭高(2万6885円99銭)を上値に一進一退となったが前引けまで上げ幅300円前後を保った。

 水戸証券<8622>(東証プライム)が28%高と急伸し東証プライムの値上がり率1位となり、2025年3月期まで各年度の配当金の下限を1株20円とするとの発表など好感。JPホールディングス<2749>(東証プライム)は「異次元の少子化対策」などを追い風に連日高値。サイバーステップ<3810>(東証スタンダード)は一段と出直り業績回復期待が継続の見方。カンロ<2216>(東証スタンダード)は再び出直り「グミ」好調との前週末のTV経済番組報道など材料視。セルシード<7776>(東証グロース)は新株予約権に絡む需給改善など言われ連日ストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は4億9928万株、売買代金は1兆2022億円。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は1532銘柄、値下がり銘柄数は252銘柄。

 東証33業種別指数は32業種が値上がりし、化学、機械、電気機器、情報通信、鉄鋼、サービス、石油石炭、パルプ紙、金属製品、繊維製品、その他製品、卸売り、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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