東洋水産が出直り強める、1月末に四半期決算発表を控え価格改定効果などに期待強い

■第2四半期(4~9月)は海外即席麺が牽引し過去最高の売上高

 東洋水産<2875>(東証プライム)は1月25日、5100円(80円高)で始まった後5190円(170円高)まで上げ、一段と出直りを強めている。1月17日に「マルちゃん生めん・チルド商品」などの価格改定を発表(「マルちゃん市販用・業務用冷凍食品」「マルちゃん加工食品」は一部改定)し、昨年6月に続く改定。第3四半期決算の発表は1月31日頃の予定のため、価格改定効果などに期待が強いとの見方が出ている。

 第2四半期連結決算(2022年4~9月・累計、22年10月発表)は売上高が前年同期比24.9%増加し、海外即席麺の牽引を軸に過去最高の売上高となった。営業利益は28.3%増加し、厳しいコストアップを国内外の価格改定で吸収した。3月通期の予想を造額修正した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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