【株式市場】日経平均は95円高、4日続伸、TOPIXは昨年12月1日以来の1980ポイントを回復

◆日経平均は2万7395円01銭(95円82銭高)、TOPIXは1980.69ポイント(7.77ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は9億9044万株

 1月25日(水)後場の東京株式市場は、引き続き自動車株などは高安混在だったが、中国景気に期待する買いが活発化する様子があり、安川電機<6506>(東証プライム)は一段と上げて始まり、日本製鉄<5401>(東証プライム)も一段ジリ高。前場は反落模様だった信越化学<4063>(東証プライム)も堅調展開。大手銀行株や保険株もしっかりとなった。日経平均は前引けを40円上回る70円高で始まり、ほどなく174円71銭高(2万7473円90銭)まで上昇し、大引けにかけては上げ幅を縮めたが堅調で4日続伸。また、TOPIXは昨年12月1日以来の1980ポイントを回復した。

 後場は、ジェイテックコーポレーション<3446>(東証プライム)が一段ジリ高となり引き続きX線ミラー受注など好感され、日本駐車場開発<2353>(東証プライム)は24日まで実施した自社株買いが買付予算を100%消化したことなど好感され一段ジリ高。DNAチップ研究所<2397>(東証スタンダード)は三井化学との提携が好感され前後場とも大引けまで買い気配のままストップ高。メドレックス<4586>(東証グロース)は米国での追加試験結果など連日材料視され一段と活況高。

 東証プライム市場の出来高概算は9億9044万株(前引けは4億8300万株)、売買代金は2兆5256億円(同1兆2597億円)。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は1146(前引けは1048)銘柄、値下がり銘柄数は604(同663)銘柄。

 東証33業種別指数は31業種(前引けは26業種)が値上がりし、値上がり率上位は、鉄鋼、海運、電力ガス、その他製品、繊維製品、精密機器、ガラス土石、非鉄金属、食料品、医薬品、石油石炭、機械、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■開発者や投資家に加え、警鐘を鳴らす識者やアーティストも選出、多様な視点でAIの未来を問う  米T…
  2. 【効率化の先に広がる新しい働き方のルール】 ■広がり始めた「AI格差」  生成AIの利用が急速に…
  3. ■R35 GT-R最終生産、累計4万8000台が築いた伝説  日産自動車<7201>(東証プライム…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  2. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  3. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  4. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…
  5. ■自民党総裁選と連立問題が相場を左右、短期急伸と急落を交錯  高市トレードは、まるで「超高速エレベ…
  6. ■東京市場、リスクオンとリスクオフが交錯、安全資産関連株に注目  週明けの東京市場は、米国株反発に…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る