クリングルファーマは後場もストップ高、第1四半期の売上高26%増加、脊髄損傷急性期の新薬候補に期待強い

■各利益は前年同期に続き赤字だったが売上高は増勢転換

 クリングルファーマ<4884>(東証グロース)は2月13日、一段高となり、前場一時ストップ高の954円(150円高、19%高)まで上げ、後場寄り後も再びストップ高で売買されて高値更新相場となっている。10日16時前に第1四半期決算(2022年10~12月)を発表し、各利益とも前年同期に続いて赤字だったが、売上高は25.8%増加し、前年同期と異なる点などが注目されている。
 
 脊髄損傷急性期患者を対象とする新薬候補の開発が進んでおり、第3相試験は新型コロナの長期化による受傷事故数の低減等の影響により、患者組入れ完了は2023年前半、最終症例の経過観察終了は2023年後半となる見込みとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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