オリコン「超省エネ精錬技術」発表後に急伸13%高

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 「顧客満足度」重視広告などのオリコン<4800>(JQS)は正午に東京工業大学と共同で提案する研究開発テーマ「超省エネ型マイクロ波マグネシウム精錬技術の研究開発」がNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の開発テーマに採択されたと発表し、株価は場寄り後に13.2%高の359円(42円高)まで急伸して年初来の高値を更新した。

 同社の連結子会社オリコン・エナジー(東京都港区)が東京工業大学と共同研究しているもので、事業の概要は、ピジョン法と呼ばれる、石炭等の化石燃料による加熱を必要とする金属マグネシウムの精錬技術において、マイクロ波照射による加熱を用いることで大幅な省エネルギー化、CO2フリー化を実現させる新規技術「マイクロ波ピジョン法」を研究開発するという取組み。同社にとっては全くの新事業分野になる可能性があるため注目されている。

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